旬を懐かしむ『こよみ乃ごはん』

旬のものって、なぜか心躍らされる♡旬は、カラダがその時期欲しているから旬なのであると同時に、それに触れることで季節感や風情を感じることができるからワクワクするのだろう。そんな旬を追い、季節を感じることで、自然のリズムを知り自然と調和した自分を作り出してもらえればと思います。ローフードスクールを7年やってきて導き出した、自然のリズムで生きるライフスタイルのカケラをこの場で提案出来ればと思います。

リマインダ2.うぐいすなく

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皆さん、こんにちは^ - ^

旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪

2/8からこよみは2.立春 黄鶯睍睆(りっしゅん うぐいすなく)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。

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うぐいすなくとは「うぐいすが山里で鳴き始める」という時期。うぐいすの初鳴日は、現在でも気象庁の生物季節観測のひとつで、春の訪れとされています。夏の間は山地で過ごすうぐいすは、秋になると人里近くの森ややぶに移動して冬を過ごすそうです。このころは、笹鳴きといわれる鳴き方で、「チャ・チャ・チ ャ」と鳴き、早春から「ホーホケキョ」をさえずり始めるんですって。

実は氣づいてないだけで、うぐいすは鳴き方を変えて身近にいるんですね。面白いですね‼︎

 

うぐいすの笹鳴き

https://youtu.be/YXxYbOozHSY


生物季節観測とは、

全国の気象官署で統一した基準によりうめ・さくらの開花した日、かえで・いちょうが紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、うぐいす・あぶらぜみの鳴き声を初めて聞いた日、つばめ・ほたるを初めて見た日などの動物季節観測を行っています。
観測された結果は、季節の遅れ進みや、気候の違いなど総合的な気象状況の推移を把握するのに用いられる他、新聞やテレビなどにより生活情報のひとつとして利用されています。
(↑気象庁のサイトより)

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気象庁の方々は動植物の生態観察なんかも仕事なんですねー。自然と共に生きる動植物の知らせをもとにしてるってやっぱり‼︎って感じですよね。

 

うぐいすは鳴き始める季節が早春であることから春告鳥(はるつげどり)の別名があります。これから、どんどん春の知らせがやってきますね。冒頭に菜の花の写真を載せましたが、黄色い花が咲き始めるのも春の訪れのひとつなんですって。

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ちなみに、自分は只今絶賛‼︎春のデトックス中ですー‼︎

 

◆リマインダって何?

「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。

しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。

そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。

七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。

各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。

こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。