旬を懐かしむ『こよみ乃ごはん』

旬のものって、なぜか心躍らされる♡旬は、カラダがその時期欲しているから旬なのであると同時に、それに触れることで季節感や風情を感じることができるからワクワクするのだろう。そんな旬を追い、季節を感じることで、自然のリズムを知り自然と調和した自分を作り出してもらえればと思います。ローフードスクールを7年やってきて導き出した、自然のリズムで生きるライフスタイルのカケラをこの場で提案出来ればと思います。

リマインダ13.つばめきたる

f:id:shokubutsuryoku:20170405103132j:image

皆さん、こんにちは^ - ^

旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪

4/4からこよみは13.清明 玄鳥至(せいめい つばめきたる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。

 

清明とは、生きとし生けるもの全てが生き生きと明るく美しく輝く季節の到来。春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したものです。
この頃は桜を始め、さまざまな花が咲きほこります。我が家の周りでも、、、。

f:id:shokubutsuryoku:20170406073404j:image

真っ白に輝くモクレンや、

f:id:shokubutsuryoku:20170406073438j:image

菜の花が待ってました‼︎とばかりに輝いていました!

f:id:shokubutsuryoku:20170406081359j:image

シャネルのカメリアのモチーフの乙女椿も♡

 

また動物たちの活動も活発になります。

つばめきたるとは、つばめが再び戻って来る頃になります。春になるとどこからともなく現れるつばめは常世の国からの使いと崇められていました。実際には300kmも離れた東南アジアから日本にやってきます。日本にやってきたら、まず子育てのための巣をつくります。もともとは自然の中に巣を作っていたようですが、カラスなど鳥、蛇や猫などの天敵から、卵や雛を守るために人の出入りが多いところに巣をつくるようになったようです。人間にとっても、つばめは穀物を食べず虫を食べてくれるので、益鳥として大切に扱ってきました。江戸時代にはツバメの糞は雑草の駆除に役立つと考えられていたそうです。お互いに助け合いながら、寄り添うように暮らしてきた人間とつばめ。そんなエピソードを知ると、今後のつばめを見る目線も少し愛情を込めたものに変わってきますよね笑‼︎

つばめはホントすごくて、ごはんは空中で飛んだまま、昆虫を空中で捕まえて食べ、水を飲む時は水面上を滑空しながら飲むそうです。スピード感あるフォルムだし、なんかエリートビジネスマンって感じです、、、^ - ^

新学期も始まり、皆さんも新たなスタートを切ったところでしょうか。

スピードをあげてお仕事に向かうことは大切ですが、たまには足を止めて自然の恵みを感じてみると良いかもしれませんね。 

 

◆リマインダって何?

「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。