リマインダ15.にじはじめてあらわる
4/15からこよみは15.清明 虹始見(せいめい にじはじめてあらわる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
先週から同じタイミングで遅れつつあるblog。
最近、季節のリズムより自分の感覚がやや遅れつつあるのかもしれません。自然を感じるようにはしていますが、自然に囲まれる場に行ってないからかな、、、。
旅に出たい、、、笑。
にじはじめてみるとは、春になって、太陽の力が強くなり虹が出始める頃をいいます。虹は、太陽の光が空気中の水滴に反射して我々の目に映る現象のこと。反射する時に水滴内で光が屈性し、水滴がプリズムの役割をするため、光が分解されて七色の帯に見えます。
ですから条件として、太陽の光があること、雨中もしくは雨上がりであること、太陽を背にした側を見ること、が挙げられます。
虹の出現とは太陽エネルギーの高まりであり、本格的な太陽の季節が到来したということですね‼︎
そう言われてみれば、肌寒さのレベルが同じ春と言われる3月や4月上旬ともまた変わってきています。先日の夜の雨はかなり激しかったですが、ずぶ濡れに雨に打たれてもそこまで寒くなくなりましたから笑。
この写真はそんなに寒そうには見えませんが、去年1月末の岸和田近くの犬鳴山での滝行に参加させていただいた写真。写真を整理していたら出てきたので、懐かしくてアップ。この時10年に一度の大寒波もきてたんですが、水に濡れたら口ガクガク、肌凍てつき、カラダが氷のように固まってしまった、、、。こういう時期に夜に雨に打たれたらとんでもないことになっていたと思います笑。
でも、今時期は全然大丈夫。
むしろ、払いの雨のようで氣持ちいいくらい♡
カラダもそうですが、
心もオープンになってきますね!
今年の春から夏を楽しみましょう。
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。