温かくって最高でした‼︎12/10 第9回ZEN予告篇映画祭(みんなの小津会)
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
行ってきました‼︎
手伝ってきました‼︎
湘南遊映坐主催の「みんなの小津会」‼︎
12/10、北鎌倉浄智寺・円覚寺を舞台に「第9回ZEN予告篇映画祭(みんなの小津会)」が開催されました。(12/3は江の島で予告篇大賞→http://koyomigohangohan.hatenablog.com/entry/20161206/1480980471)
小津映画の大ファンの方から初めて小津に触れる方までたくさんの方々にご来場いただき、とってもアットホームで温かい雰囲氣‼︎
そして、日本の映画界の未来を語る熱い会でした‼︎
そんな雰囲氣が少しでも伝わることを望みつつ、写真で綴る「みんなの小津会」はじまり、はじまりー。
NPO法人湘南遊映坐はその名の通り、映画館のなくなってしまった地域で仮設映画館を設営し映画を上映。映画を通じて地域の人たちに映画の良さと笑顔をお届けする目的で立ち上げられました。さらには、その地ゆかりの映画や行事、伝統工芸などを取り巻く人びととコラボすることで、その地だけの映画祭を開催するという目的もあります。
僕が関わりたいと思ったのも、映画が好きということもありますが、代表の岡さんと前職のサニーヒルズでヒョンなキッカケで知り合いになり、そのワクワクするコンセプトに惹かれてお手伝いし始めたということがキッカケなのです。
(↑南青山のサニーヒルズ)
ということで、「みんなの小津会」は小津監督ゆかりの地である北鎌倉を舞台に開催されます。映画の上映場所はこれまた小津監督と深い関係がある浄智寺の広間。お寺で開催する映画祭なのです笑。こちらが今日のスケジュール。
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❶09:00~10:00 坐禅体験(朝比奈恵温住職)@浄智寺
❷11:00~11:15 小津監督のお墓参り&読経@円覚寺
❸12:00~13:00 昼食:光泉いなり寿司弁当@浄智寺
❹13:00~16:00 映画上映「長屋紳士録」(小津安二郎監督、1947)@浄智寺 トークゲスト:柄本明(俳優、劇団東京乾電池)×山内静夫(小津組プロデューサー)
❺16:30~17:30 2016年度「予告篇大賞」&「映画チラシ大賞」発表@浄智寺
前置きが長くなりましたf^_^;
湘南遊映坐を語るには前日の設営から笑。
毎回の課題は、スクリーンと暗幕をどうするかなんですって。ただ室内でやるのではなく、その地に根ざした会場を選ぶと、全く仕様が異なってくるんですねー。
スタッフはほとんどが設営経験のない素人のボランティアスタッフですが、参加するうちに手際もよくなり、その姿はまるで職人です笑。
浄智寺はすでに何回か行なっている場所とはいえ、やはり手間取るスクリーン作り、、、。浄智寺の素敵な雰囲氣に合わせて、竹と和紙を使い、味わいのあるスクリーンに。さてさて、どうなることやら…
昼間からの設営もすっかり夜まで。
文化祭前日のようで楽しいうちの、
あっという間の夜です‼︎
前回も書きましたが、こういう時間はお金では買えません。参加して本当に良かったです‼︎
12/10 当日。
最高のお天氣^ - ^
紅葉もちょうど盛りですごく清々しい朝でした。
葉が色づき、一段と素敵な雰囲氣の浄智寺。
階段をあがると「ZEN予告篇映画祭」の大看板。
普通に参拝に来た方も足を止めて興味津々でみていました。
京都とはまた違う武家の鎌倉の良さが浄智寺には溢れていますよね♡
会場から見えるお庭もとてもいい雰囲氣でした。
そして、昨日設営したスクリーンは…
立派に完成‼︎シワ感出ちゃいましたがそこらへんは味わいということで勘弁してもらいましょう笑。ピシッと貼る職人さんの偉大さを感じましたf^_^;
設営時の散らかった様子からは想像出来ない素敵な空間が出来上がりました‼︎
さて、まず最初は坐禅体験プログラム。
こちらの坐禅目当てで参加する方もいて、コンセプトの映画祭を通じて映画と関係ない人も楽しめる企画をつくるという目的、大成功です。
本堂で般若心経を唱えた後、心静かに無の時間になります。皆さんのお顔も自然と穏やかに♡
この肩を叩く行為は警策と言います。
僕も初めて警策をいただきましたが、痛いというよりカラダがほぐれ、とても氣持ちいい。
何度も叩いてもらいたい氣持ちになりました笑。
続きまして、皆さんでお墓参り。
ここからは小津家の方、みんなの小津会の常連の方も増え、40〜50名に。
皆さん、どんな思いでお参りしているんでしょう。小津映画で勇氣をもらった、励まされた、面白かった、これからよろしくお願いします、、、、いろいろな思いをつなぐお墓参りになりました‼︎
ランチは小津監督も愛した鎌倉光泉さんのいなり寿司弁当をいただきます‼︎
美味しい♡幸せの時間です。
午後は小津監督の戦後すぐの作品である『長屋紳士録』の上映からスタートです。
初めて『長屋紳士録』見ましたが、面白かったー‼︎
戦後すぐの昭和22年の作品なので、現代ですでに70年近く経ってますが、時を経ても面白いものは面白い‼︎
のぞきからくり(当時の紙芝居のようなものの時の口上)
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映画のあとは俳優の柄本明さんと小津組映画プロデューサーであった山内静夫さんの対談です。
映画を愛する2人のトーク、非常に盛り上がりました‼︎
日本の映画がどうあるべきかの話にも力がこもります。
笑いあり、涙あり、感動ありのトーク会に温かい氣持ちに包まれる場内。
お2人のセッションをこんなに身近に体感出来る会はおそらく2度とないでしょう。
非常によい時間を過ごさせていただきました‼︎
そして、この映画祭にずっと関わっていきたい‼︎とも、強く思いましたf^_^;
映画祭のラストは先週の予告篇大賞の発表。
今年の最優秀作品は、、、
『もしも建物が話せたら』に決定しました!
来年はこの作品の本編の上映とゆかりあるゲストのトークが聞けるかもしれませんね。非常に楽しみです^ - ^今年来れなかった方、来年逢いましょう‼︎
第九回予告篇ZEN映画祭:http://www.trailerfes.jp
ご予約・お問い合わせ:NPO法人湘南遊映坐
info@trailerfes.jp / 0466-65-0123