旬を懐かしむ『こよみ乃ごはん』

旬のものって、なぜか心躍らされる♡旬は、カラダがその時期欲しているから旬なのであると同時に、それに触れることで季節感や風情を感じることができるからワクワクするのだろう。そんな旬を追い、季節を感じることで、自然のリズムを知り自然と調和した自分を作り出してもらえればと思います。ローフードスクールを7年やってきて導き出した、自然のリズムで生きるライフスタイルのカケラをこの場で提案出来ればと思います。

リマインダ19.かわずはじめてなく

f:id:shokubutsuryoku:20170508081138j:image

5/5からこよみは19.立夏 蛙始鳴(りっか かわずはじめてなく)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。

 f:id:shokubutsuryoku:20170508081202j:image

立夏とは夏の始まり。この日から立秋の前日までが待ちに待った夏季になります♡もちろん、夏といっても本格的な夏はまだまだ先ですが、GW中のようにかなり気温が高くなり、夏を感じさせる日も徐々に現れてきます。お日さまの光(長くなった日照時間)や木々の新緑に誘われて人間も動物も行動的になる季節‼︎今年はどんなドラマがあるか楽しみですねー。

f:id:shokubutsuryoku:20170508095059j:image 

かわずはじめてなくとは、蛙が鳴き出すのもこの頃から、ということ。さてさて、皆さんは蛙がなぜ鳴くのかご存知でしょうか?

ひとくちに蛙の声といっても、、、

 

ヤマアカガエル「キャラキャラキャラ」
ニホンアマガエル「ケッケッケッ」

シュレーゲルアオガエル「キリキリキリ」

ツチガエル「ギューギューギュー」

ウシガエル「ブォーンブォーン」

アズマヒキガエル「クククックククッ」

ヌマガエル「ギュアギュア」

 

とさまざまあるようで。

ケロケロだけじゃないんですよー‼︎

蛙鳴き声図鑑↓↓↓↓↓

http://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/index1.html

 

そして、蛙の歌はメンズからの求愛行動♡

蛙さんは視力があんまり良くないので、歌声で自分の居場所とステキ度をPRしているんですって。

(女子は鳴嚢【喉もとにある鳴き袋】がないため鳴けない)

f:id:shokubutsuryoku:20170508081346j:image

蛙の世界ではどんな蛙がモテるのか?

トゥンガラガエルという中米原産の蛙78匹を対象に、米テキサス大学オースティン校のアマンダ・リー氏らの研究チームが実験した結果。

 

モテる蛙の歌声は、、、

【低音かつ速いペースで歌える蛙】

なんですって笑。

 

低い音を好むのは、オスの体が大きいという特徴を表すからで、メスが1番重視するのは鳴く速さなんだそう笑。オスがこれでもかというほど速く鳴いたら、メスは夢中になっちゃうんですって笑。

ゲロゲーロよりゲロゲロゲロゲロゲロゲロなんですね笑。

f:id:shokubutsuryoku:20170508095114j:image

さらに、自分よりブサイクの友人と共に行動するとさほど魅力がなくても引き立つ、という心理効果はカエル界でも鉄板‼︎というデータもでているんだとか、、、笑。

 

ふふふ。人間も蛙も少しでも女子にモテようと必死なのですよ♡

カエル嫌いの◯◯子さんもこんな蛙ちゃんたちに少しは愛着持てましたでしょうか?笑

 

さて、蛙のことを調べていたら、

オスのカエルはゲーロゲーロと鳴いて、メスのカエルはケロケロと鳴きます。 では、子どものカエルは何と鳴くでしょうか?

f:id:shokubutsuryoku:20170508095131j:image

なんていうなぞなぞがありました。

答えわかります?

 

、、、

 

、、、、、

 

、、、、、、、

 

答え:

おたまじゃくしだから鳴かない

 

というひっかけ問題なんですが、厳密にはメスの蛙も鳴かないので【質問自体が間違い】というのが大正解なんでしょうかね〜f^_^;

 

今ではすっかり恋に湧く蛙の歌声を聴けるスポットも都会では少なくなってしまいましたが、これを機に自然にカエルキッカケにしてもらえたら幸いです笑。

f:id:shokubutsuryoku:20170508092527j:image

音といえば、昨日はバイオリニストの本郷さんと華道家の奥平さんのコラボイベント【音語り×花語り】のお手伝いに行ってきました‼︎

第3回を迎える今回は、コントラバス奏者の永田さんをお招きして行われました。

軽快なバイオリンと重低音のコントラバス

カエル界では果たしてどちらがモテるんでしょう。

低い音のコントラバスか、、、。

速い音のバイオリンか、、、。

どなたか実験していただけないでしょうかね笑。

そして、音楽で心豊かになった後は、

生け花でその心を表現する花語りを体験。

同じ場所で同じ音楽を聴いたシンパシーと、個々の持つオリジナリティを感じながら、皆でひとつの作品を作り上げる【連華 れんか】は、もともと平安時代の貴族が楽しんだ宴の形を現代に蘇らせたもの。

f:id:shokubutsuryoku:20170508081617j:image 

f:id:shokubutsuryoku:20170508081826j:image

f:id:shokubutsuryoku:20170508081840j:image

個々の輝きを求めがちな現代社会だからこそ、自然と共存し、つながりを大切にしてきた古(いにしえ)の遊びに触れることが今大切なのかもしれません。学びでなく遊びって部分が大切かも笑。次回イベントの際には皆さんもぜひご参加くださいね‼︎

f:id:shokubutsuryoku:20170508081635j:image

◆リマインダって何?

「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。