リマインダ24.むぎのときいたる
5/31からこよみは24.小満 麦秋至(しょうまん むぎのときいたる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
むぎのときいたる。「麦秋」とは、夏の季語。秋に種を撒き、冬を越した小麦が穂をつける今をいいます。黄金色に穂をつける小麦畑を「麦の秋」と呼ぶ日本人の感性♡ステキですよね‼︎
また「麦秋」と言ったら、
湘南遊映坐(http://www.trailerfes.jp/index.html)のお手伝いをさせていただいている私にとっては、小津安二郎監督の「麦秋」をご紹介せねばなりません。
家族写真をとる間宮家。
あ、写真間違えたっ‼︎
こちら正月に氏神様の前で記念写真を撮る百瀬家でした、、、笑。
はい、こちらが間宮家。
紀子の結婚を機に、家族がバラバラに暮らすことになる間宮家。初夏の麦畑を眺めながら、周吉と志げはこれまでの人生に想いを巡らせる、、、。
つながったり、はなれたり、膨らんだり、萎んだり、、、繰りかえし巡る麦秋、梅雨までのつかの間の輝きの時、つかの間ゆえの輝き?
まあまあ、いろいろありますね笑。
塩尻で芋から作る焼酎ツアー第1段「芋植え」にきて、
たまたま親戚んちに来たようなお泊まりをしていて、
より僕の中の麦秋も深まりました笑。
皆さんもぜひ「麦秋」の時だから、
「麦秋」を観て下さいね‼︎
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。