リマインダ59.きたかぜこのはをはらう
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
27日からこよみは59.小雪 朔風払葉(しょうせつ きたかぜこのはをはらう)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
朔風(きたかぜ・さくふう)とは北風のこと。
冷たい木枯らしが紅葉した木の葉を落としていく頃という意味です。朔風。普段あまり使いませんよね。日本語の風を表す言葉にはいろいろあり、2000種類くらいあるそうですよー。
僕の好きな風の名前は、
青嵐(あおあらし)→5〜7月に吹くやや強い南風。
薫風(くんぷう)→初夏。若葉の香りを運ぶ風。
野分き(のわき)→秋の暴風。台風。
神風(かみかぜ)→神が起こすと言われる風。
夜半の嵐(よはのあらし)→夜吹く風。一夜にして桜を吹き散らす風。
どうですか?
言葉だけでも季節や景色が浮かんでくるものもありますよね‼︎
本当にステキです^ - ^
風ひとつとってもさまざまな表現をする我々のご先祖様の感受性。素晴らし過ぎます‼︎
さて7月より、ローフードblogからこの「こよみ乃ごはん」blogに移行しまして、はやくも半年が経とうとしています。
5日にいっぺんくる72候にやや追われながらですが、改めて72候を追いながら、書き綴っていますと、こよみの完成度の高さと自然の移ろいの楽しさをひしひしと感じてますね。
農業暦、自然暦とも言われる二十四節気、七十二候ですが、自然のリズムを感じるにすごく良いものになっています。
ぜひ皆さんもblogのタイミングで自然を観察してみてください。きっと新しい世界が広がりますよ。
そして、blogを再開して本当に良かった‼︎
面倒くさがる僕の背中を押してくれたえみちゃん。
本当にありがとう♡
やろうと思っていることはだいぶスケジュール遅れていますが、季節と同じく移ろい変化しています。そして、徐々に形になりつつあります^ - ^
自分の中の木の芽を伸ばし、薫風立ち込める大木に成長させますので楽しみにお待ちくださいね‼︎
今日は新月。
素敵な本を紹介します。
「10年後、後悔しないための自分の道の選び方」
著ボブ・トビン
お友達というには大先輩過ぎますが、公私ともども(99%私ですf^_^;)良くしていただいているボブさんの書いた新しい本です。慶應大学の名誉教授、有名企業の顧問、コンサルタント、作家、アートギャラリー経営、、、さまざまな顔を持つ彼。
なんとも自分の求めているタイミングで出逢った本だと思います。
今月の新たな決意をするタイミングにも良かったです。
Amazonランキングもかなり高いみたい♡
楽しみ過ぎます‼︎
12/1は出版記念パーティーもありますよー^ - ^
https://www.facebook.com/events/1291085770922785/?ti=icl
【こよみ乃ごはんレシピ】くるみ味噌のゆべし
お酒のアテに、ごはんのおともに最高なくるみ味噌のゆべし。干したりで時間はかかりますが作るのは簡単です。ちょっと手の込んだおつまみに見えるのでお正月など人が集まる時にお披露目するのにオススメです笑。
材料:
柚子、味噌適量、くるみ適量、酒適当、はちみつ適当、柚子汁少々
作り方:
①ユズのヘタ側をフタになるように切り落とし、中身をくりぬく(器になります)。
②くるみを荒く刻み、味噌にクルミ、酒、はちみつ、柚子汁少々を合わせてよく練り合わせる。
③①の器に練り合わせた味噌を6分目くらい詰めてフタをし、蒸し器で中火で30~40分蒸す。
④冷えたらキッチンペーパーで巾着形に包んでタコ糸で縛り、1〜2ヶ月干して完成^ - ^
※完成したら紙をはずしラップかホイルで包み直し冷蔵庫で保存。約1〜2年くらい保存可能。
※味噌を詰め過ぎると蒸した時溢れますので注意。写真も欲張って8分目まで入れて溢れましたf^_^;
今年は柚子が豊作とのこと。
ぜひ作ってみて下さい^ - ^
ちなみにうちのはお友達にいただいたお庭の無農薬の柚子、同じく無農薬の実家で採れたクルミ、お友達が作った手作り味噌、松本産城町はちみつのスペシャルバージョンです笑。
美味しくなるだろうなー♡
リマインダ58.にじかくれてみえず
皆さん、こんにちはー^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
23日からこよみは小雪 虹蔵不見(しょうせつ にじかくれてみえず)になりました‼︎移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
小雪とは文字通り、小雪ちらつく季節ということ。今日は関東も初雪降りましたね^ - ^
にじかくれてみえずとは、春の清明の末侯「虹始見(にじはじめてあらわる)」に対置されています。そのときから約7ヶ月、日の光が弱まって虹が見えなくなる頃をいいます。そう言われてみると冬から春にかけてあまり虹をみることはありません。春までしばらくお休みですね‼︎
そして、昨日23日は今年の実りに感謝する収穫祭「新嘗祭(にいなめさい)」でした^ - ^
「勤労感謝の日」って言われてますが、「パパママお仕事ありがとう」なんて日ではないんですよー‼︎日本人にはもっと大切な日「新嘗祭」。「新」は新穀を「嘗」はご馳走を意味し、新穀を得たことを神さまに感謝する日。2/17の五穀の豊穣を祈願した「祈年祭」と相対する関係にあるお祭りです。宮中では天皇が感謝をこめて新穀を神々に奉ると上もに、この日より新米をいただきます。下記のblogにとっても詳しく書いてあるのでぜひお勉強して下さいね‼︎
http://haigyo.net/orange/?p=6553
日本人にとって大切なこと。
もっと知りましょうねー^ - ^
あ、冒頭の柚子のこと触れ忘れました、、、f^_^;
くるみ味噌のゆべし。
次回、レシピアップしまーす♡
【こよみ乃ごはんレシピ】超簡単‼︎あきなます
皆さん、こんにちはー^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
今日はお友達の料理からインスピレーションを受けた「あきなます」です。塩以外の余分な調味料入れず、柿の甘みと梅干しの塩み・酸みで味つけしています。旬の柿や大根がいい仕事してくれますよー♪
材料:3人分
大根1/2(今回は家にあった紫大根を使いました)、にんじん1/2、完熟させた柿中1個、梅干し4個、梅酢大さじ1、塩少々
作り方:
①大根とにんじんをスライサーでスライスする。②ジップロックに入れ塩もみする。③柿をおろし金でおろし、梅干し、梅酢を入れて和えて完成。
簡単過ぎて、レシピと呼んでいいのかなーレシピですf^_^;紫大根は鮮やかになるので、紅芯大根とともにカラーバリエーションに重宝する素材ですよ笑。柿のネットリ感が全体を優しく包みこんでくれるとこもいい感じの仕上がり^ - ^
リマインダ57.きんせんかさく
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
18日からこよみは、57.立冬 金盞香(りっとう きんせんかさく)に変わりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
ここでいう金盞(きんせんか)とは、文字通りの金盞花(マリーゴールド)のことでなく、別名「金盞銀台」「雪中花」「ナルキソス(ナルシストの語源)」ともいう、冬に咲く水仙のことをいいます。香と書いて咲くと読ませるのは、昔の人は海馬ともつながっている香りの効能を本能的に感じていたからでしょうか。水仙の香りを思い浮かべると、冬の情景を連想させるからでしょうか。現在の京都の水仙の様子を友達に送っていただきました。
咲くと言っても、葉が伸びてきたくらいで実際咲くのはもう少しあとですかね笑。まだまだ花が咲くには早い時期ですが、葉の成長を見て冬に凛と咲く水仙を想像して自然を愛しんでいたのかもしれませんね。
先ほどの水仙の写真とともにこんな写真も送っていただきましたよー♡ちはやふる上賀茂神社の赤。キレイですねー。
ちはやふる赤といえば、、、
どーん‼︎
どーん‼︎
どーん‼︎
どーん‼︎
どーん‼︎
旬の天然モクズガニ‼︎
山形と島根から同時に届いてしまったから、、、
とカニパーティにお呼ばれしましたー♡
こよみ乃ごはんで旬の大切さ、楽しさを謳うようになって、「旬の食があればももせにつなげ‼︎」的にいろんなお楽しみの場にちょくちょく呼んでもらっています。やっぱり旬はいいですよね‼︎みんなのワクワク感が違います‼︎旬を大切にするメソッドにして本当に良かったと思います。
さて、モクズガニとは清流に住むサワガニのでっかいやつです。特徴はハサミのところについている藻。雄の蟹のハサミまわりはフッサフサです笑。
「そんなヤツ聞いたことない。美味しいの?」とお思いになる方も多いでしょうが、実は美食家には常識になっているようで、この時期人氣の上海蟹を超える代物なんですよー‼︎
上海蟹は正式名称チュウゴクモクズガニといい、同じ種類なんですね。
上海蟹と同じように濃厚な味わいな上に、清流育ちな分臭みもないんです。
ちょっと残酷ですが、生きたまま沸騰した鍋へどーん。
蒸すか茹でるかして食べます。
今回は蒸しと醤油煮で、、、♡
うまーい♡
あまーい♡
のうこうー♡
日本酒がグングン進みます。
旬のものをその恵みに感謝していただく。
それが1番の贅沢‼︎
改めて、食の大切さを噛みしめる時間になりました。
お誘いいただき、
ホントありがとうございました‼︎
幸せな時間に感謝です。
12/3、10は江の島・鎌倉で会いましょう
皆さん、こんにちはー^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
フリーになり時間的自由を手に入れ、やっとお手伝いさせていただくことが出来た映画祭のお知らせです。
『第9回予告篇ZEN映画祭』
ひょんなキッカケで知り合い、意気投合した映画作家兼ジャーナリスト兼NPO法人湘南遊映坐理事長の岡さん。そんなご縁から映画祭のお手伝いをさせていただくことに至ったのですが、このNPOと映画祭すご〜く面白いんですよ^ - ^
湘南遊映坐とは、その名前が示す通り、湘南を活動拠点とし、名画座、ミニシアター、単館系映画館のなくなってしまった地方を中心に、出張映画祭(モバイルシアター)による映画&アートイベントを開催することを目的にしているです。
映画の遊映♡いいですよね!最高ですよね!
僕の好きな映画に『明日を夢見て』いうトレナトーレ監督(ニューシネマパラダイスの人)の作品があるのですが、なんかこの映画の印象と遊映坐がかぶり(ストーリーは詐欺のお話なのでかぶるとこはストーリーではない…)、岡さんの熱い話が毎回楽しみなわけです笑。
そして、この予告篇ZEN映画祭は2本の大きな柱で出来ています。ひとつが映画の予告篇のコンペティションをする映画祭であること。もうひとつが日本を代表する映画監督である小津安二郎さんの映画祭であることです。
僕、映画館に行くと予告篇から観ないと嫌なタイプなんですが笑、予告篇って映画のいいとこどりだったりで、数分の中でワクワク感を掻き立てる工夫がされており、すごくワクワクしますよね^ - ^場合によっては本篇より面白いものもあるくらい笑。
そんな予告篇に着目して、その時1番良い予告篇を選ぼうという企画なんです。
さらにこの日(3日)は、北野武監督作品の題字も手がける赤松陽構造さんの90分ほどの対談もあるそう。映画好きにはたまらないマニアックな企画が満載です。
そして、10日は鎌倉でみんなの小津会。
こちらは僕が語らずともですが、以前働かせていただいていたサニーヒルズでも『東京物語』の原節子さんを接客サービスのモデルにしていたりとなかなかご縁があるようで…。
先日も岡さんとお墓まいりに行ったら、たまたま小津家の方々とお話するご縁をいただきました。
この日は、柄本明さんの対談もあります。
こちらも非常に楽しみです♪
江の島や鎌倉の自然も感じられる手づくり感いっぱいの映画祭。僕も頑張ってお手伝いしていますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください‼︎
当日は差し入れも随時承り中です♡
また、何か情報があったらご報告いたしまーす。
リマインダ56.ちはじめてこおる
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
13日よりこよみは56.立冬 地始凍(りっとう ちはじめてこおる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
ここ2、3日はとっても暖かいですが、この時期は寒さで大地が凍り始める頃とされています。寒さを感じ植物もしっかりと冬ごもりの準備を始めましたね。東京でも木々がだいぶ色づいてきました。とってもキレイで我々の心を楽しませてくれるのですが、その働きにもちゃんと意味があります。
今日は植物の葉のお話です。
植物の葉は、緑色のクロロフィル(葉緑素)と黄色のカロチノイド(カロチン類とキサントフィル類)という成分を含んでおり、春から夏は光合成をするクロロフィルがずっと多いので、葉は緑色に見えます。が、秋になると光合成をするためのクロロフィルもその働きを終え分解されます。そのため、今度は黄色のカロチノイドがめだってきます。葉が黄色く感じるのはそのためです。
また植物は冬ごもりのため葉を落とし始めます。いままで葉から糖を送っていた管にフタをし切り離しの準備をするので、光合成で生産された糖は葉に留まることになります。この糖から赤い色素アントシアニンができて葉は赤くなります。赤色は青色の光を吸収するので、光合成のスピードを遅くさせ、過度の光合成によって引き起こされる光酸化障害を起こしにくくします。
葉が緑なのも赤なのも、今ここに我々がいるのも、ちゃんと意味がある‼︎笑
葉が紅葉する理由を知るとより植物を面白く感じられます。
同じように我々の意味がわかると人生はより面白くなるはず。自分自身の生まれてきた理由って何でしょうね笑。その理由を感じられるとより人生が面白くなるのは間違いない‼︎
今日はスーパームーンの満月。
そんなことを考えてながら満たされた氣持ちで過ごしていただけたら最高です‼︎
さてさて、先日漬けたすんき漬けもいい感じに漬かってきましたよ。(→http://koyomigohangohan.hatenablog.com/entry/20161107/1478493146)
まだ若い感じですが、漬かり具合の変化を楽しみながらすでに食べ始めています笑。
すんき漬けと満月をつまみに一献、、、
あー、今日も幸せです♡