リマインダ72.にわとりはじめてとやにつく
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
1/30からこよみは72.大寒 鶏始乳(だいかん にわとりはじめてとやにつく)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
にわとりはじめてとやにつく。いよいよ七十二侯の最終侯。次侯からは立春、春に入ります。乳と書いて「とやにつく」と読ませますが、春の兆しを感じた鶏が交尾をし、鳥小屋に入って卵を産む時期ということ。
鶏は人間と同じで季節関係なく繁殖する周年繁殖動物なのですが、10時間以上の日照が産卵を促進するので、日照時間が短く弱くなる秋から冬にかけて卵を産まなくなる性質があります。そして、日照時間が伸びてくるこの時期に再び卵を産み始めるのです。
太古の昔より、ニワトリは闇を払って暁を告げる鳥として大切にされてきました。太陽神・天照大神が岩戸に隠れてしまった時にもまず明けの一声として鶏がひと役買いました。
いよいよ新たな春が来ますね‼︎
どんな年になるのか非常に楽しみですね♡
さてさて、我が「こよみ乃ごはん」ですが、
最近どんなことをやっているんですか?という問合せが何件かありましたので、お伝えしていることをダイジェストでまとめてみました‼︎
旬を懐かしむ『こよみ乃ごはん』レッスンとは…
こよみ乃ごはん(ローフード)レッスンでは、
3つの要素にフォーカスします。
『イキルタメニタベル』
そもそも食べることとは生きるための根本。我々のカラダは食べたもので出来ています。その1番効率よく簡単な取り入れ方として、果実・木の実・野菜を摂取することで我々は生命をつなげてきました。
『タベルコトハイキルコト』
食事とは文化・芸術。楽しく美しく。果実・野菜は自然が創り出した芸術作品。ローフードは加熱せず「切る、混ぜる、合せる」といった簡単な調理法で自然のままの色合いと味わいをひと皿に表現できます。
『シュンイズベスト』
本来、旬とはカラダが今1番求めるものであり、その食材の栄養価やエネルギーも一番高い時期。現代は1年を通してほとんどの食材が手に入るようになりましたが、弊害として本来持つ「カラダの声」「旬の感覚」を失いつつあります。これらを整えるワークを無農薬・無肥料の旬の食材を中心に使って行います。
これら3つのフォーカスをひと皿に込め、
色合いとしての「アウタービューティー」と
内に秘めた「インナービューティー」。
両方の美を取り込める料理を毎回数品作ります。
またレッスンは呑みながら、味見しながら、語らいながら。同時に作り方のコツ・レシピ・食の大切さもしっかり学べる、楽しみながら学ぶ体感型ワークショップになります。
所要時間:約3時間
講師:ももせあつし(こよみ乃ごはん主宰、ローフードマイスター。食事を変えて体重−12㎏・アトピー完治。「食べ物を変えると人生が変わる」を実感し、体調不良に悩む方々に植物力を伝えるために邁進中)
といった感じで、
2月からは横浜レッスンとたまプラーザレッスンが
増えそうです。皆さんと一緒に創り上げていく感がまだまだ否めませんが、その時その時の旬を丁寧に感じられる会にしていこうと考えています‼︎
今年も1年お世話になりました。
来年もよろしくお願いします‼︎
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。
ほぼ写真で綴る 1月こよみ乃ごはん@しほりんち
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
今月もやってきました「乾杯から始まる♪こよみ乃ごはん@しほりんち」の時間。このレッスンはただ一方的に教えるお料理教室ではなく、「幸せな時間=食事」の体現を第一目的としたゆるーいレッスンなのですf^_^;
今日も色とりどりのお野菜さんたち。
「旬のおやさい御用聞き みつばちハッピ」の野菜の入荷が火曜なので、水曜のレッスンには特に自然栽培の野菜がふんだんに使われます笑。
今日はyo-yo's kitchenのyo-yoさんから入手した保護ネコ還元ケダラケTシャツを着てのレッスン。そんな僕がたくさんの野菜の中からまず手にしたのは、、、
11月に仕込んだ柚餅子、と2年前に仕込んだ柚餅子。
そうです。
今日もスタートはおつまみから、、、笑
信州須坂の遠藤さんとこの信濃屋徳兵衛、千葉寺田さんとこの五人娘、エノテカさんの赤ワイン、ビオの白ワインが持ち寄られました笑。
おしゃべり5割、飲み3割、手仕事2割で進むレッスン。
こよみ乃ごはんのベースになっているローフードは加熱しないため、「切る、混ぜる、合わせる」というシンプルな調理法がメイン。あとはちょっと手の込んだ、発酵させる、乾燥させる、で出来てしまいます。混ぜるにはブレンダーを使うことが多いのですが、うちのブレンダーはブレンテック社のもの。ブレンテックは社長がぶっ飛んでて、CMが超面白いんですね笑。
↓↓↓↓↓
毎回スゴイなーって思っていたんですけど、今回その実力を生で体感することに、、、f^_^;
人さまのお家のスプーンを破壊してしまいました。
ほんの一瞬なんですよ涙。
で、気を取り直して作ったのが、またおつまみ笑。
いや、おつまみとしても抜群のツナを使わないツナマヨ♡
そして、生シイタケの煮付けないシイタケ煮♡
どちらもロー寿司の具材です^ - ^
皆さん、いい感じのテンション
カブのマスタードマヨ和えもしましたー^ - ^
こちらはyo-yo先生の酒粕ドレッシング。
とても美味しかったー♡
さてさて、本日のメイン「開運‼︎raw恵方巻 」の巻きの時間です。
まずはお手本ということで自分が、、、、
やっばーい‼︎大失敗f^_^;
先生が敢えて失敗することで皆さんの氣持ちを楽には出来たと思います笑。
皆さんの作品。巻く前からキレイですよね。
こちらは余ったスプラウトをふんだんに使ったサラダ。
恒例の写真タイム。目で楽しむことも大切な薬効です。
本当に贅沢な時間。
こんな時間を過ごせて、皆さんありがとうございました‼︎
リマインダ71.さわみずこおりつめる
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
1/25からこよみは71.大寒 水沢腹堅(だいかん さわみずこおりつめる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
沢の水に厚く氷が張りつめる時期。大寒の次候である今あたりが1年で1番寒いと言われています。流れる沢に厚く氷が張り詰めるには、流れによって起こる熱をも超える寒さが必要ですので、氷点下になったくらいでは凍らないそうです。最低でもマイナス10度以下にならないと凍らないんですって。体感温度は風が強いと寒く感じますが、水が凍るには風があり過ぎてはダメ(動きがでちゃうからね)。だから、滝が凍るとか激しい流れの沢が凍るって、相当の寒さなんですよーf^_^;
最近では地球の異常気象により、沢の水が凍るほどの寒さは珍しくなってしまっているとか。そう言えば、我が地元信州諏訪の諏訪湖では最近『御神渡り』が見られないといいます。
『御神渡り』ってご存知ですか?
以下、観光協会のサイトから引用です。
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信州最大の湖の諏訪湖は、毎年冬に全面結氷します。年により、その氷の厚さが10cm以上になり、零下10℃程度の冷え込みが数日続くと、湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がる「御神渡り」が見られます。これは、気温の上下に寄って氷が膨張と収縮を繰り返すことによって複雑なメカニズムで起きる自然現象なのですが、何年かに一度、最高50cm~1mもの高さで湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができる光景は不思議なものです。
諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である、というロマンチックな言い伝えがあり、今も神官が御神渡りかどうかを認定する拝観式が行われます。その時、湖面の割れ目の状態を見て、その年の天候や農作物の出来、世の中の吉凶までも占います。御神渡りが起きない年は「明けの海」と呼ばれます。
諏訪湖は、最近は温暖化のせいで冬でも全面結氷する日が減り、御神渡りも起こらない年が多くなっています。1990年以降に出現したのは、1991・1997・2003・2004・2006・2008・2012・2013年です。場所は、諏訪湖の南東から北に2本、南西から東に1本の合計3本の「道」でせり上がることが多いようです。御神渡りと認定されない年や御神渡りと認定される前でも、部分的なせりあがりが見られることがあります。
御神渡りは、北海道では屈斜路湖などでも起きますが、本州で本格的に見られるのは諏訪湖だけです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい、ということで、
ご存知ない方も多かったですよね‼︎
スゴイんですよ‼︎
スゴイんですよ‼︎
感動しますよ‼︎
僕も以前見に行ったことありますが、ずーっと伸びた氷のラインはすごく不思議な光景です♡
なんにも情報のない昔の時代。
夜バキバキバキーと音を立てていて、朝になったら湖の上に氷の道が出来ている‼︎こんな情景をみたら、それはそれは、神様の仕業⁈と思いますよね‼︎
ユダヤの失われた10支族が諏訪の地に来たという都市伝説もありますが笑、『水の上に出来る道』という我々の想像を超えた神秘的な光景は確かにそんなことも考えてしまうかもしれません。
あー、旅に出たい♡
そう言えば、去年の今頃は友達がクジ引きで当たったというプレミアムチケットの権利をいただいて、こんなとこ行かせてもらったなー。
早いものであれから1年。月の満ち欠け(旧暦)でいくと、今週末28日の新月で新しい年を迎えることとなります。
今年1年は本当に変化・進化の年でした‼︎
1年通して考えてみると、これからの自分を生きるにあたって、いろいろな束縛や拘束からの解放の年だったのかなと思います。やっぱりタマシイのタマは身軽なほうを好むようです笑。もう40年以上生きてきてしまったので、今までに作り上げられた脳内の既成概念や身の回りの環境を壊すには結構時間かかりますね笑。
でも、僕の頭に刺激を与えるたくさんの素敵なお友達らのおかげで、これからやりたいこと、やるべきこと、かなりクリアーになってきたと思います。これからはそちら側へとジャンジャンシフトしていきますね‼︎そして、発信もしていきますからねー。お楽しみに。
いやー、益々毎日が楽しみです♡
1年で1番寒い『さわみずこおりつめる』時期ということは、これからは春に向かっていくばかりですしね‼︎
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。
tram stop tokyo × 旬のおやさい御用聞き みつばちハッピ
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
今日は天王洲アイルのカフェ『tram stop tokyo』さん(http://www.pictaram.com/user/tramstoptokyo/3043900887)で、自然栽培のおやさいを販売してまーす。
うちの三浦大根さん、素敵なピクルスになってましたー♡
実は、『お正月のナマスといえば三浦大根‼︎』と言われ、年末になると市場に三浦大根がズラーッと出回るくらい、酢のものには三浦大根が合うんです‼︎白首大根ならではのしっかりした歯ごたえがそうさせているんですね‼︎
ということで、ピクルスをおつまみにオーガニックハーブチーを、、、。
午前のお茶の時間、午後のお茶の時間、食卓には必ず漬物が並ぶ信州出身の僕にはたまりませんねー笑。
なんか、、、ただお茶しにきているような感もありますが、今日も楽しくやさい売ってますー。
お近くに来た際は遊びに来てね‼︎
ほぼ毎週、火曜の14時くらいから出店していますー。
リマインダ70.ふきのはなさく
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
1/20からこよみは70.大寒 款冬華(だいかん ふきのはなさく)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
やっとアップ出来ましたーf^_^;
款冬(かんとう)とはフキのこと。季節は大寒に突入したばかりですが、雪の下にはポツリポツリとフキノトウが顔を出し始める時期です。と言っても春への期待感がこよみにも強く表れている、といった感じで、実際にはハウスものがスーパーに並ぶくらいで、地ものはもう少し先にならないと出まわらないかもしれませんね。
フキ(フキノトウ)と日本人の歴史は古く、縄文時代から食べられており、平安時代にはすでに栽培が始まっていたんですって。フキは日本人に最も親しみのある山菜のひとつ。また民間薬としても用いられ、フキノトウは咳止め、去痰、整腸作用に。フキの葉、茎、根は打ち身の湿布やヘビに咬まれた際の手当てなどに用いられてきました。
冬眠から目覚めたクマが初めて口にする食べ物がフキノトウでもあるんですって‼︎
春になると山菜など苦味やアクの強い食材が増えてきます。冬の間に溜め込んだものをデトックスするために人間もクマも求めるものは共通なんですねー笑。
そして、まだまだ寒いので、僕の求めるものはおでんに日本酒。
おでん選手権 源助大根vs三浦大根 をしましたー。
前回のblogでも書きましたが、おでんにオススメと言われている加賀代表の源助さん。大根の知名度全国屈指の神奈川代表の三浦さん。食べ比べです‼︎
うん。どちらも美味い‼︎
確かに源助さんのほうがクセがなく、味が浸透している氣がする。面白いですねー。
そして、昨年末仕込んだたった2つの柚餅子も完成しましたー‼︎(冒頭の写真)今回のものは柚子感が強いですかね♡いただきものの柚子、これまたいただきものの伊藤家手作り味噌、ももせ家のクルミで作っています。材料の時点で不味くなるはずないですねー笑。
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。
1/22採れ‼︎今が旬のおやさいちゃん/栄養価と食べ方
皆さん、こんにちは^_^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
「こよみ乃ごはん」の基本的な考え方のひとつに『旬をいただく』という考えがあります。
今は年中さまざまなものが手に入る便利な時代になりましたが、旬のものには『カラダが必要とする栄養価やエネルギーを多く含む』という利点があります。これはおそらく、多くの方々が「なんとなくそんな氣がするー♡」と感覚的に感じていることでしょう‼︎
実際に女子栄養大学の辻村教授の研究によると…
◆カロテンの含有量
トマト:最大 7月、最小11月→約2倍の差
にんじん:最大6月、最小1月→約2.5倍の差
ブロッコリー:最大3月、最小8月→約4倍の差
◆ビタミンCの含有量
ほうれんそう:最大12月、最小9月→約4倍の差
ブロッコリー:最大3月、最小8月→約2倍の差
カロテンやビタミンCは特に顕著に現れるそうですが、このように実際に採れる時期によって栄養価の違いが研究結果としても現れているそうです。やはり旬のものを食べるって大切なことですね。
そして、食べ物や食材を前にした時の、「これカラダに良さそうな氣がするー♡」というあなたの感覚はまったくもって正しいのです‼︎その感覚を正しく磨くことはもっと大切なことだと思います。こちらも日々磨きあげましょう。
それでは、今が旬のおやさいちゃんの情報です。
今日紹介する農家さん
産地:埼玉県三芳町
生産者さん:明石農園さん
栽培法:自然栽培
種:固定種、または自家採種
1/20採れ明石さんのおやさい
①三浦大根
神奈川県三浦で生まれた品種。中央付近が太くなっている白首大根。 肉質はきめ細かく、生はやや辛味が強い。荷崩れしにくく、煮物にすると甘みが出る。
②源助大根
金沢の伝統野菜の青首大根。太く短いずんぐりとして、表面は白くすべすべした綺麗な肌が特徴。肉質は緻密で柔らかく、生のままだとシャッキリした歯ざわりで、ほんのり甘味が口に広がります。おでんに最適な大根と言われ、煮崩れしにくく、それでいて出汁がよく染み込む。金沢名物大根寿司にも用いられる。
◆大根のススメ/どうやって食べる?
大根の根の部分は、ビタミンA、C、カリウム、食物繊維が豊富。ビタミンCは皮に近い部分に多く含まれていて、葉っぱにはカルシウム、βカロチン、ビタミンC、K、葉酸、鉄分が豊富です。皮も葉も捨てずに丸ごと全部食べましょう。
大根は、デンプンやグリコーゲンの分解を促進し糖にする消化酵素アミラーゼ、免疫力強化や細胞の再生に大きく関わる重要な酵素プロテアーゼ、脂肪の分解や燃焼に関わる酵素リパーゼが多く、消化を促すので、ダイエットに効果的な食材と言われています。また、辛味成分イソチオシアネートは、抗菌、抗炎症、解毒、血液サラサラ効果、消化促進、アンチエイジングとその効果は絶大。ですので大根を食べる時には意識したい成分です。
酵素やビタミンは加熱に弱く、イソチオシアネートは大根の固い細胞壁が壊れないとでてこないので、大根の栄養価をもっとも効果的に摂り入れるのであれば、1番オススメの食べ方は、『大根おろし』。
僕もこの時期、酒のツマミに、ごはんのおともに、蕎麦やうどんとからめて、しょっちゅう食べます笑。
大根おろしを食べる時に心がけること。
『大根とおろし金は食卓を飾るインテリアなり』
笑♡
これはどういうことかというと、ビタミンCは2時間後には半減してしまうと言われていますし、イソチオシアネートはどんどん分解が進んでいくので、すりおろしから15分以内に食べるのがベストとも言われています。大根おろしは食事の直前にすりましょう。そのために、最初から擦りおろさずにテーブルに並べて下さいね‼︎大根おろしの作業を囲んで家族の会話も広がりそうですね笑。もちろん、皮の部分にビタミンCが集中しているので、皮ごとおろしにしましょうね‼︎
また大根は、
『上なま、中ゆで、下漬け物』と言われています。
(僕が言っているだけかも…笑)
上の部分は一番甘い部分。大根おろしやサラダなど生食に最適です。真ん中の部分は、水分をたっぷり含んで、辛味が少なく固いので、煮物にすると型くずれしにくく味がしみ込んで大変おいしい部分になります。そして、下の部分は、辛味と繊維はしっかり、水分が少なめなため、漬け物やお味噌汁にするのがおすすめです。
③里芋
里芋のぬめりの成分は老化防止などに有効とされるガラクタンという食物性の粘性物質。茹でるか蒸して皮をむいて塩で食べるのが僕のオススメです。
④ルッコラ
ほれ薬の効果♡があると信じられ、ローマ帝国の時代から栽培されてきたアブラナ科の野菜。胡麻の様な香りとピリッとした辛みがくせになる。オリーブオイルと塩だけのシンプルサラダがオススメです。
⑤王滝カブ
王滝村が原産の紫カブ。生はもちろん、茹でるとトロけてしまう♡詳しくは以前のblogに→
http://koyomigohangohan.hatenablog.com/entry/20161107/1478493146
⑦金町コカブ
現在、全国で多種多様に生産されている小かぶは、東京金町の特産品のこの「金町小かぶ」を改良したものだそうで…。小かぶのルーツの味はいかに⁉︎
以上、定期的に皆さんのお役に立ちそうな旬のやさい情報も発信していきますね‼︎旬を食べてキレイや健康を手に入れましょう♡
なお、上記のやさいはこちらでも手に入ります。
◆◆旬のおやさい御用聞き みつばちハッピ◆◆
半径2km圏ほど(地域密着みつばち型)ですが…農家さん直送の新鮮で安心な自然栽培中心のおやさいをお届けします。
【1/22収穫のおやさい】
①三浦大根¥230/1本
②源助大根¥230/1本
③里芋¥350/400g4〜5個
④ルッコラ¥250/100g
⑤王滝カブ¥250/2ヶ
⑥金町コカブ¥220/300g~ 2、3個入り
【ことのいきさつ】
野菜中心の食生活でアトピー完治、12㎏の減量をした経験から2010年よりローフードスクールを主宰。ある時、レッスンで使う自然栽培のおやさいを注文し過ぎ、ご近所さんにお譲りしたところ大変喜ばれました♡おやさいのお届けを増やすことで、①心とカラダに良い野菜をより多くの方とシェア出来ること。②ご近所さんらと旬のものを通じて会話が生まれること。③自然(環境・カラダ)に優しいやさい作りをする農家さんに利益を還元出来ること。そんな関係が生まれることを知り、楽しみを覚え「旬のやさいの御用聞き」を始めることにしました‼︎
野菜の宅配サービスと呼ぶには、みつばち程度の行動範囲&不定期便ですが、身近なコミュニティの「美味しくって健康的な毎日を送れる」サポートが出来たらよいなと思います。みつばちがいる環境はよい自然の姿です。自然のため、やさいのため、農家さんのため、我々のため、みんなのHappyのために飛び回るみつばちで在りたいと思います。
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旬のおやさい御用聞き みつばちハッピ
代表御用聞き係 ももせあつし
TEL 08043348880
mail shokubutsuryoku@gmail.com
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リマインダ69.きじはじめてなく
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
1/15からこよみは69.小寒 雉始雊(しょうかん きじはじめてなく)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
きじはじめてなく。キジの鳴き声を聞き始める時期です。
キジは日本の国鳥とされています。
ご存知でしたか?
今では一万円札の裏くらいでしか見ないですが、日本固有種で日本全国に分布しています。
ちなみに、国旗は日の丸、国歌は君が代、国鳥はキジ、国花は桜と菊、国菌は麹(こうじ)、国石は水晶、国草は大麻草、国魚は錦鯉、国蝶はオオムラサキ…と言われています。もちろん、法的に定められたものでないほうが多いのですが、我々ってあまり日本のことを知らないですねf^_^;
その謂れや由来を改めて調べてみると意外な発見があるかも知れませんね。
さて、キジに話を戻しますが、我々は意外なところでキジの行動を表した言葉を使っています。
ひとつは、「頭隠して尻隠さず」。
これはキジが追われ草むらに隠れた時の姿を表しています。
もうひとつは、「けんもほろろ」。
こちらは人の相談などを無愛想に断ることを言いますが、ケーンケーンと鳴いたかと思うとほろろ(飛び立つ翼の音)と言ってしまう様から出来たようです。
桃太郎にもキジは出てきますし、キジ丼、キジ蕎麦、食べ物としても知名度高し。そう考えるとやはり国鳥と言われる件も納得出来るかと思います笑。
そうそう。キジはケーンケーンと鳴くんですって。
恒例の鳴き声動画をリンクしてみました笑。
ね!ケーンケーン⁇
まあ、だいたいケーンケーン。
これから春が近づくとたくさんの鳥の鳴き声を耳にする機会も増えてきます。そんな時、鳥の鳴き声が聴き分けられるようになっていると、今までスルーしていたものが急に身近に感じられるはず。自然と共に歩むって、まずは興味を持って近づくことから始まるものかもしれません。ケーンケーンの声に氣づけると嬉しいですね‼︎
さてさて、最近の急激な寒さに加え、鳥の話題も出てきたので、今日はさらに鳥のカラダの知恵に学ぶダウンジャケットの着方術をお伝えします‼︎
これは以前アースデイか何かのイベントに参加した時に、たまたまアウトドア防災ガイドのあんどうさん(だったと思います…)に教えていただいた内容で、僕も実践しているもの。昨日の深夜の氷点下の氣温の中もTシャツ、ダウン、パーカーの3枚でフラフラしてても汗ばむくらいでしたから♡
寒いとつい厚着しがちですが、、、
そこのあなた!
ダウンの下にたくさん服を着込んでいませんか?
あなたの厚着、実は意味がないんです‼︎
そーなんです‼︎
鳥の羽毛は体温で暖まると羽をふくらませ、その膨らんだ羽が空氣をたくさんつかまえて空氣の壁という断熱層を作り、暖がとれる構造になっています。だから、熱源である体温から離してしまうと、せっかくの羽毛の性能が発揮できなくなってしまうんだそう…涙。
鳥は平均体温37℃台。ですので我々もダウンの下は素肌かTシャツに直接きたほうが実はしっかりふっくらと羽をふくらますことができ、暖かい♡
そして、以前もblogに書きましたが、風が体温をうばうこと、羽毛は水に濡れると羽をしぼめてしまい空氣を蓄えられないこと、という点からダウンの上に撥水機能のあるアウターを1枚羽織るのが一番良い。この時、厚手のものだとやはり折角出来た空氣の層を薄くしてしまうので風を通さない薄手のものがベストですね‼︎
今時のダウンジャケットは撥水機能に優れているものも多いですが、シトシト降る雪は徐々に水分が染み込んできますから、アウターダウンよりはインナーダウン。そして、雨の日はダウンは控えるほうが寒さ対策としては得策なのですねー。
あ、布団も同じですよ。羽布布団と自分の間に毛布を挟んでは羽毛の意味がないんです。体温、羽毛、上に軽いタオルケットか毛布をかける。か、敷布団の上に毛布で羽毛布団は直が一番暖まるのですね。
自分の持つチカラを最大限に活用し、
そこに動植物の知恵を使わせていただく‼︎
まさに、「こよみ乃ごはん」が目指すところですね‼︎
皆さんもダウンの正しい着こなし方、ぜひ試してみて下さい^ - ^
ちなみに冒頭の写真は冬の野菜、大根と水菜。
京都では水菜が出回る時期は一番寒い時期と言われているそうです。写真は二十日大根と紫水菜。寒い時期でも暖色系の野菜は食卓に華を添えます。カラフル野菜で視覚的に暖をとるのも大切ですねー‼︎
加熱調理は、栄養価が下がるものが多いので、生と加熱のバランスを大切にしましょう。
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。