リマインダ63.さけのうおむらがる
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
12/16からこよみは63.大雪 鱖魚群 (たいせつ さけのうおむらがる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
さけのうおと読ませている「鱖魚(ケツギョ)」ですが、こちらはスズキ目に分類される淡水魚で日本にはいないお魚。鮭と同じように群れで遡上する魚というところから日本では「鱖魚」の代わりに鮭をあてたようです(鮭の遡上の旬は9〜12月。時期がズレる理由)。鱖魚は「桂花魚」「石桂魚」「季花魚」「繁花魚」などと呼ばれ、宴会でこの魚が供されれば、相手に非常に歓待されている証拠ともいえる、煮ても焼いても蒸しても揚げても美味い高級魚なんだとか。
石桂魚を鮭とした経緯は詳しくわかりませんが、毎年どこからか川に戻ってくる鮭の母川回帰する姿に再び来る春を待つ心情をかぶせたのではないかと僕は勝手に思っています。
今回も母川回帰について調べてみましたが、自然は本当に不思議ばかりです。
詳しくはこちらを↓↓↓↓
https://www.maruha-nichiro.co.jp/salmon/jiten/jiten02.html
鮭の母川回帰には、なんと!「香り」が大いに関係あるそうです。
先日のblogで、食の味覚も8割が香りと書きましたが、認知症も香りがわからなくなってから起こると言われています。
香りの重要性を今月に入りヒシヒシと感じています。嗅覚の細胞は再生しやすいので、年末は良い香りに包まれて健やかに生活したいものですね‼︎
認知症対策レシピ
朝 ローズマリー2滴、レモン1滴
夜 ラベンダー2滴、オレンジ1滴
朝起きたらと夜寝る前に毎日嗅ぎましょう。
アロマにもさまざまなものがあります。
良質なものを選んでくださいね〜
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。
12月こよみ乃ごはんレッスン@しほりんち
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
昨日は、乾杯から始まる「こよみ乃ごはん」レッスン@しほりんちでした♡
会を重ねるごとに季節感を楽しめる器やローフードに使える調理器具が充実していくしほりんち。
生徒さんのキッチンをお借りしてクラスをやることで、おうちにローフードやこよみ乃ごはんを続けるための環境づくりも出来ていくんだなぁ…と、新たな氣づきもいただけた1日でした‼︎
昨日のテーマは【味覚のパラダイムシフト】
味覚の8割は香りが決めると言われています。
↓↓↓↓
https://matome.naver.jp/m/odai/2139397153555822201?page=1
みんなが「A5ランクのお肉美味しい〜♡」って思うのも、焼肉のタレと脂とタンパク質が焦げた香り&同じような歯応えを演出出来れば、A5ランクのお肉でもコンニャクでも大した代わりはないのです。
(一生懸命牛を育てている農家さんや料理人さんの愛情などが作るエネルギー的美味しさももちろんありますので、そういう部分はここでは考えないこととします)
そんなことを体感すると、今まで当たり前だと思っていたことがガラガラと音を立てて崩れ、ごはんに対する考え方、食の大切さ、必要?不必要?…。
こういったことに対して、
新しい芽(目線)が生まれ、やがて木(氣)になり、あなたの森(盛り・守り)が深くなっていくのです。
株(カブ)も太くなりますね笑。
あ、紫大根でしたf^_^;
ということで、
昨日のメニュー
前菜
◆王滝カブの4種仕立て
◆ズッキーニの麻の実ナッツ和え
◆クルミドライフルーツくるみ
◆アーモンドナッツミルク
サラダ
◆洗っただけ旬の明石農園やさい 苺ドレッシング添え
◆カリフラワーマッシュポテトサラダ
◆紫大根の煎り酒和え
メイン
◆肉ナシ‼︎焼きナシ‼︎和風柚子おろしハンバーグ
デザート
◆日本酒と合わせるための苺
お肉を使わないハンバーグなんですが、セージ、クミン、ナツメグ、ニンニクパウダー、ペッパーあたりを入れることで味8割の香りの部分を作り上げ、オリーブオイルとアーモンドが脂を、ズッキーニやマッシュルームが食感を、ハンバーグのように成形し乾燥させることで味覚的にも視覚的にもハンバーグになってしまうわけです♪
食べた生徒さんも皆ビックリ‼︎
「ハンバーグだー♡」という声。
してやったりの先生。いい氣持ち笑♡大満足♡
作り方もハンバーグのようなんですよ^ - ^
ね?
ね?ね?
ね?ね?ね?
ねー‼︎
【味覚のパラダイムシフト】が体感してもらえるレッスンになっていたら嬉しいです。
そうそう、新境地の開拓といったらこちらにも…
セロリの葉っぱにスーリスリ…
スーリスリ…
その後、ゴロンとするウニちゃん♡
セロリにマタタビを感じてしまったようです笑。
とっても楽しいレッスンでしたー‼︎
温かくって最高でした‼︎12/10 第9回ZEN予告篇映画祭(みんなの小津会)
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
行ってきました‼︎
手伝ってきました‼︎
湘南遊映坐主催の「みんなの小津会」‼︎
12/10、北鎌倉浄智寺・円覚寺を舞台に「第9回ZEN予告篇映画祭(みんなの小津会)」が開催されました。(12/3は江の島で予告篇大賞→http://koyomigohangohan.hatenablog.com/entry/20161206/1480980471)
小津映画の大ファンの方から初めて小津に触れる方までたくさんの方々にご来場いただき、とってもアットホームで温かい雰囲氣‼︎
そして、日本の映画界の未来を語る熱い会でした‼︎
そんな雰囲氣が少しでも伝わることを望みつつ、写真で綴る「みんなの小津会」はじまり、はじまりー。
NPO法人湘南遊映坐はその名の通り、映画館のなくなってしまった地域で仮設映画館を設営し映画を上映。映画を通じて地域の人たちに映画の良さと笑顔をお届けする目的で立ち上げられました。さらには、その地ゆかりの映画や行事、伝統工芸などを取り巻く人びととコラボすることで、その地だけの映画祭を開催するという目的もあります。
僕が関わりたいと思ったのも、映画が好きということもありますが、代表の岡さんと前職のサニーヒルズでヒョンなキッカケで知り合いになり、そのワクワクするコンセプトに惹かれてお手伝いし始めたということがキッカケなのです。
(↑南青山のサニーヒルズ)
ということで、「みんなの小津会」は小津監督ゆかりの地である北鎌倉を舞台に開催されます。映画の上映場所はこれまた小津監督と深い関係がある浄智寺の広間。お寺で開催する映画祭なのです笑。こちらが今日のスケジュール。
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❶09:00~10:00 坐禅体験(朝比奈恵温住職)@浄智寺
❷11:00~11:15 小津監督のお墓参り&読経@円覚寺
❸12:00~13:00 昼食:光泉いなり寿司弁当@浄智寺
❹13:00~16:00 映画上映「長屋紳士録」(小津安二郎監督、1947)@浄智寺 トークゲスト:柄本明(俳優、劇団東京乾電池)×山内静夫(小津組プロデューサー)
❺16:30~17:30 2016年度「予告篇大賞」&「映画チラシ大賞」発表@浄智寺
前置きが長くなりましたf^_^;
湘南遊映坐を語るには前日の設営から笑。
毎回の課題は、スクリーンと暗幕をどうするかなんですって。ただ室内でやるのではなく、その地に根ざした会場を選ぶと、全く仕様が異なってくるんですねー。
スタッフはほとんどが設営経験のない素人のボランティアスタッフですが、参加するうちに手際もよくなり、その姿はまるで職人です笑。
浄智寺はすでに何回か行なっている場所とはいえ、やはり手間取るスクリーン作り、、、。浄智寺の素敵な雰囲氣に合わせて、竹と和紙を使い、味わいのあるスクリーンに。さてさて、どうなることやら…
昼間からの設営もすっかり夜まで。
文化祭前日のようで楽しいうちの、
あっという間の夜です‼︎
前回も書きましたが、こういう時間はお金では買えません。参加して本当に良かったです‼︎
12/10 当日。
最高のお天氣^ - ^
紅葉もちょうど盛りですごく清々しい朝でした。
葉が色づき、一段と素敵な雰囲氣の浄智寺。
階段をあがると「ZEN予告篇映画祭」の大看板。
普通に参拝に来た方も足を止めて興味津々でみていました。
京都とはまた違う武家の鎌倉の良さが浄智寺には溢れていますよね♡
会場から見えるお庭もとてもいい雰囲氣でした。
そして、昨日設営したスクリーンは…
立派に完成‼︎シワ感出ちゃいましたがそこらへんは味わいということで勘弁してもらいましょう笑。ピシッと貼る職人さんの偉大さを感じましたf^_^;
設営時の散らかった様子からは想像出来ない素敵な空間が出来上がりました‼︎
さて、まず最初は坐禅体験プログラム。
こちらの坐禅目当てで参加する方もいて、コンセプトの映画祭を通じて映画と関係ない人も楽しめる企画をつくるという目的、大成功です。
本堂で般若心経を唱えた後、心静かに無の時間になります。皆さんのお顔も自然と穏やかに♡
この肩を叩く行為は警策と言います。
僕も初めて警策をいただきましたが、痛いというよりカラダがほぐれ、とても氣持ちいい。
何度も叩いてもらいたい氣持ちになりました笑。
続きまして、皆さんでお墓参り。
ここからは小津家の方、みんなの小津会の常連の方も増え、40〜50名に。
皆さん、どんな思いでお参りしているんでしょう。小津映画で勇氣をもらった、励まされた、面白かった、これからよろしくお願いします、、、、いろいろな思いをつなぐお墓参りになりました‼︎
ランチは小津監督も愛した鎌倉光泉さんのいなり寿司弁当をいただきます‼︎
美味しい♡幸せの時間です。
午後は小津監督の戦後すぐの作品である『長屋紳士録』の上映からスタートです。
初めて『長屋紳士録』見ましたが、面白かったー‼︎
戦後すぐの昭和22年の作品なので、現代ですでに70年近く経ってますが、時を経ても面白いものは面白い‼︎
のぞきからくり(当時の紙芝居のようなものの時の口上)
↓↓↓↓↓
映画のあとは俳優の柄本明さんと小津組映画プロデューサーであった山内静夫さんの対談です。
映画を愛する2人のトーク、非常に盛り上がりました‼︎
日本の映画がどうあるべきかの話にも力がこもります。
笑いあり、涙あり、感動ありのトーク会に温かい氣持ちに包まれる場内。
お2人のセッションをこんなに身近に体感出来る会はおそらく2度とないでしょう。
非常によい時間を過ごさせていただきました‼︎
そして、この映画祭にずっと関わっていきたい‼︎とも、強く思いましたf^_^;
映画祭のラストは先週の予告篇大賞の発表。
今年の最優秀作品は、、、
『もしも建物が話せたら』に決定しました!
来年はこの作品の本編の上映とゆかりあるゲストのトークが聞けるかもしれませんね。非常に楽しみです^ - ^今年来れなかった方、来年逢いましょう‼︎
第九回予告篇ZEN映画祭:http://www.trailerfes.jp
ご予約・お問い合わせ:NPO法人湘南遊映坐
info@trailerfes.jp / 0466-65-0123
リマインダ62.くまあなにこもる
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
12/12からこよみは62.大雪 熊蟄穴(たいせつ くまあなにこもる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
くまあなにこもる=熊の冬眠。
と聞いても、、全くピンときませんよねf^_^;笑
しかし実は昨今研究者の間では、
熊の冬眠が我々の脳卒中や糖尿病の改善のヒントになるのではないかと注目を集めているそうなんです‼︎
熊の冬眠、非常に面白いです笑。
主な特徴としては、
◆冬眠中、覚醒する(起きる)とこはない。
◆冬眠中も体温を維持している。(−3〜5℃)
◆数ヶ月動かずにいても骨が退縮することがない。
◆冬眠中に一切摂食・排糞・排尿を行わない。
◆妊娠したメスは冬眠中に分娩し授乳も行う。
スゴイですよね!
熊はリスなど小動物のように冬眠中に起きて摂食しないため、秋に高タンパクなドングリなどを一氣に過食し体内に貯めた脂肪をエネルギー源として、数ヶ月を過ごします。また冬眠中は一切排尿を行わないことから、排糞や排尿を再利用するたんぱく質再生機構をもっていると考えられています。
このような生態から、、、
疾患:脳卒中
ヒント:冬眠中のホッキョクジリスの脳内血流は通常の1/10まで低下する。一般に,そんな酸素欠乏状態では脳卒中を起こすが,このリスはひと冬をちゃんと生き延びている。代謝を夏場の2%に低下させ,生命維持に必要な酸素量を非常に少なくしているからだ。脳卒中で倒れたばかりの患者の代謝を救急救命士が同様に低下させることができれば(例えば体を冷やすなどして),恒久的な脳損傷を防げるかもしれないと,アラスカ大学フェアバンクス校の生物学者バーンズ(Brain Barnes)はいう。
疾患:糖尿病
ヒント:太りすぎの人はインスリンに反応しなくなることが多い。このホルモンは細胞が血液から取り込む糖の量を調節しており,血中の糖が多すぎると2型糖尿病になる。しかしハイイログマは秋に体重が45kg以上も増えるのに,糖尿病にはならない。ハイイログマの脂肪細胞は冬が近づくとインスリン感受性が高まり,糖を処理して保存できるようになることが最近の研究でわかった。バイオテクノロジー企業のアムジェンは,クマのインスリン感受性を調節しているのと同じタンパク質を糖尿病患者で変化させたら同様の効果が得られる可能性があるとみて,研究を進めている。
(日経サイエンス 2015 3月号より引用)
と、脳卒中や糖尿病の研究対象になっているようです。はやり自然界は意味があって出来ていますね‼︎
今日も自然に目を向け、自然のリズムで生活していきましょう。
今日は港区のオーストラリアン⁇なカフェ
「トラムストップ」さんでこのblog書いてます。
お花のご縁がキッカケで今後ローフードのワークショップやいろいろやらせてもらいます^ - ^
マクロビケーキやローフードのケーキもメニューにある素敵なお店です。そして、何よりスタッフの皆さんの意識が高い‼︎偶然なキッカケでしたが、無理なく話がスススーと進んでいき、やっぱこういうことってあるんですねー笑。これから楽しみです♡
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
こちらのblogでは、七十二候の解説とともに、旬のやさいや料理の紹介や日本の良さをお伝えし、皆さんとともに自然のリズムで生活する知恵を共有することを目的としています。
リマインダ61.そらさむくふゆとなる
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
12/7からこよみは61.大雪 閉塞成冬(たいせつ そらさむくふゆとなる)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
この時期は、厚い雲に日の光も塞がれます。雪曇りは広がり、山間部だけでなく平地でも雪が降り始め、草木や生き物も活動を控えて冬ごもりをしだす頃です。冷え込みもさらに一段ときつくなりましたね。
健康なカラダを維持するためには、室温を外氣+−5℃くらいに保つと良いと言われますが、さすがにこの時期はキツイですf^_^;真夏も真冬も暖房・冷房を使わない我が家ですが、それも現代のしっかりした造りの建物があるため。昔のような造りでしたら確実に凍えてますよねーf^_^;そこで、今日は外で過ごす植物たちの寒さを乗り切る知恵をいくつかご紹介します。
植物たちは厳しい冬の寒さを乗り切るためさまざまな工夫を凝らしていますよ。
まずは、重ね着スタイル。これは芽鱗と呼ばれ、芽を鱗のように葉で包むことです。芽鱗は多いもので30枚にもなるものがあります。芽鱗は葉が固くなったもので、重ね着することで寒さと乾燥から新しい芽を守っているんですって。重ね着は何重にも羽織ることにより、間にできた空氣の層でカラダを保温します。我々の服装にも取り入れたいところです。
続きまして、
風対策スタイル。こちらは八重咲きのバラの花から由来し、ロゼット(Rosette)と呼ばれています。前年の終りに発芽して冬を越し春に成長するので、冬の間はじっーと寒さに耐える必要があります。冷たい風を避けるため地表にベッタリと張り付き、しかも太陽の光を存分に浴びるために葉を広く広げる。たんぽぽなんかがこれにあたりますね‼︎
(ロゼット状に広げる大根の葉)
人間も風速1mにつき1℃冷たく感じると言われています。ですので気温10℃でも風速10mあったら体感温度は0℃になります。我々は体感温度4℃〜6℃で寒い・不快と感じるので、風対策は非常に重要。ナイロン系などの風を通さないアウター1枚で体感温度がかなり変わるのです。
いかがでしたか?植物の知恵も相当ですよね‼︎
そして、植物のめぐみと言えば食のめぐみもあります。
この時期旬の大根や白菜。
生でサラダも美味しいですし、茹でればカラダを芯から温める鍋やおでんにもなります。
植物、動物、先人たちの暮らしの工夫を上手に取り入れて、今年の冬も乗り切りましょう‼︎
◆リマインダって何?
「こよみ乃ごはん」では、旬を感じ自然とのつながりを感じて生きていくことが自分自身の健康や美を保つ大切なキーワードだと捉えています。
しかし常に意識し続けることはなかなか難しいもの。
そこで5日にいっぺん届く「こよみ(七十二候)」をリマインダとし、日々移りゆく自然のリズムを自身のリズムとして身につけていただこうと考えております。
七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていて、古来から農業など自然に関わる仕事の目安になってきました。
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12/10も第9回予告篇ZEN映画祭ですよー‼︎
皆さん、こんにちは^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
去る12/3。1.2.3.ダー‼︎の日。
江の島 湘南港ヨットハウスにて、
今年の予告篇ZEN映画祭初日が行われましたー‼︎
この映画祭は2つのテーマで毎年開催されています。
ひとつは江の島を舞台に、映画の予告篇(チラシ)の優秀作を鑑賞し、みんなでその年の1番を決める『予告篇大賞』。
もうひとつは北鎌倉を舞台に、小津安二郎さんの映画に触れる『みんなの小津会』。
3日は予告篇大賞の日でした‼︎
ゲストには、昨年の大賞である『正しく生きる』のタイトル字を手がけた赤松陽構造さんをお招きし、「映画の顔」と題して、映画のタイトル字とはどういうものなのか、どういう世界かを話してもらう映画の職人シリーズ。そして、『正しく生きる』の本編上映を行いました。
赤松さんは、一般人の僕らにとっては知る人ぞ知る、、、と言った人かもしれませんが、実は『HANABI』や『Shall we ダンス?』など有名映画のタイトル字を手がけていて、その筋の方には超有名人なんですよねf^_^;
ですので、映画好きには涙がでるほどの面白くて、超マニアックな映画の職人話でした♡
この映画祭を主宰するのは、『湘南遊映坐』というNPO法人。遊映坐という名前の通り、映画館がなくなってしまった地域に簡易映画館を設営し、良い映画を遊映するという目的のため立ち上げられた団体です。
ですので、、、
スクリーンも間仕切り壁も
ボランティアスタッフで手作り。
会場作りも素人のボランティアスタッフが
知恵を出し合って作り、
映写も照明もスタッフで行うという、
手作り感満載の会になります♡
そんなところが、
学生時代の文化祭のようですごく楽しい‼︎
こういう時間の使い方は、
まさに『人生の糧』‼︎ですよね♪
参加させていただき、すごく楽しませていただきました‼︎
前日から設営を開始し、
当日の午前中でなんとか無事設営を終え、
まずは芸能の神様である江の島の弁財天様でご祈祷‼︎
江の島で参拝するのも、
この映画祭の良いところです。
そして、映画の前にまずは、、、
木造帆船やまゆりの体験乗船もさせてもらいましたー‼︎
き、も、ち、い、いー‼︎
まさに、江の島映画祭ならではです‼︎
予告篇コンペティション、トークショーも盛り上がり、『正しく生きる』の上映もすごく盛り上がりました‼︎
『正しく生きる』って、今の自分の感情にあい、すごく考えさせられる映画でした。
自分は正しく生きているつもりでも、それを通すことは、周りの人にとっては正しいことではないかもしれない、、、。自分の正しさは誰かの迷惑、、、。生きていくことって誰かのためになっていることより、実は迷惑かけていることのほうが多いかもしれないですね笑。あは。それでも、正しく生きるってことはどういうことなのか、、、。うーむ、、、
やっぱり映画っていいですね‼︎
今回参加させていただきホントに良かった‼︎
さて、10日は北鎌倉浄智寺を舞台に、
第9回予告篇ZEN映画祭の2日目が行われます。
こちらのゲストは、柄本明さん。
もう簡単に楽しい会になることが想像出来ますよね笑。
まだ若干だと思いますが、
お席に空きありますのでぜひ予約していらしてください。
当日は僕もその辺をウロウロしてますよー^ - ^
リマインダ60.たちばなはじめてきばむ
皆さん、こんにちはー^ - ^
旬を懐かしむ「こよみ乃ごはん」×ももせあつしです♪
12/2からこよみは60.小雪 橘始黄(しょうせつ たちばなはじめてきばむ)になりました。移りゆく季節から自然のリズムを感じ、自然とのつながり、うちなる自分自身を懐かしみましょう。
ここでいう橘とは柑橘類の総称をいうと言われます。橘とは日本の固有の柑橘類。政治経済の中では、実より花や葉が注目され、特に「永遠」を喩える常緑は松などとともに縁起が良いものとされていました。橘を愛でる歴史はホントに長く、ホツマツタエにも登場します。縄文時代ですよー。裸に毛皮を巻き、狩猟で生活していたと学んだ縄文時代には日本には高度な文化があり、橘を愛で、栗を育てて生活をしていたんですって^ - ^
もう一度日本のこと、もっとちゃんと学ぶ必要ありますね‼︎